—-超臨界流体を利用した食品等の高機能化技術——-
1)超臨界流体抽出装置の形式
超臨界流体抽出装置に採用されている形式については以下のようなものがある
1.2)半流通式バッチ式と同様の抽出槽を使用するが、これに抽出用流体を高圧状態にて供給するためのポンプを設置し、また、圧力を一定にするために流体の出口側には調節弁が必要である。また、抽出用流体を抽出槽に導入する場合にはこれを予熱するための予熱器を設けることにより抽出槽内の温度変化を抑えることができる。ボンベからの液相のCO2をポンプで圧入する場合は液相のCO2を冷却しておかないとポンプがうまく動作しない。この場合のポンプはダイアフラム型が良い。この形式は固体からの抽出処理をする場合に使用される。参考図として超臨界CO2流体抽出装置の例を示す。